滋賀県から発見されたオオワラジムシ属(ハヤシワラジムシ科等脚目甲殻類)の一新種
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滋賀県から発見されたオオワラジムシ属の1種を新種Lucasioides candidus(和名 シロタエハヤシワラジムシ:新称)として記載した.本種は既知種の中で Lucasioides gigliotosi (Arcangeli, 1927) とオスの第7胸脚の基節に多数の長い剛毛があることや座節に大きな丸いへこみがあること,オスの第6胸節基節に剛毛が密集していることなどが共通するが,(1)体色が白いこと,(2)尾節の幅が広いこと,(3)第2触角鞭の第2節が長く,第1節の3.5–4.3倍の長さがあること,(4)第7胸脚腕節の膨らみが弱いこと,(5)第1触角先端の剛毛数が6本しかないこと,(7)頭部前縁中央の突起が弱いこと,(6)第2腹肢外肢先端が丸いこと,(8)第2–4腹肢が細長いこと,(9)オスの第1腹肢外肢先端のへこみが小さいことことにより区別される.ただし,L. gigliotosiではこのくぼみの大きさや形は変異があることが知られている(Nunomura, 2023).
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