An ESR Study of Radicals Induced in Irradiated Fresh Mango
Masahiro Kikuchi, Mohammad S. HUSSAIN, Norio Morishita, Mitsuko Ukai et autres
本論文では,電子スピン共鳴(ESR)法を用いて,照射により生マンゴー果肉と果皮に誘起されたラジカルを凍結乾燥後に検出できたので報告する。フィリピン産の生マンゴーをγ線照射し,その凍結乾燥粉末をESR装置で測定した。マンゴー検体のスペクトルではg=2.004を中心とする鋭い1本線のメインピークと一対のサイドピークが検出された。果肉・果皮で測定されたメインピークは照射後数日で減衰したが,一対のサイドピークは照射9日後でも線量依存性を示した。本サイドピークを利用することで,ESR法は生マンゴーなど生鮮果実の検知に適用できることが示唆された。
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