Is tailoring asthma medication based on exhaled nitric oxide levels in asthmatic children effective?
Tetsuharu Manabe, Yuri Takaoka, Yu Kuwabara, Yuichi Adachi
小児喘息患者における,呼気一酸化窒素(NO)値に基づく長期管理薬調節の有用性をシステマティックレビューにより検討した.18歳以下の喘息児に対して,長期管理薬の調節を,臨床症状に呼気NO値を合わせた(あるいは呼気NO値のみ)評価により行った群と臨床症状のみの評価により行った群で無作為比較対象を行っている文献を抽出し,急性増悪(発作)を起こした人数を主要評価項目とした.9編(N=1279)が採用され,大部分がアトピー型喘息児で,呼気NOの基準値には幅があった.呼気NO値を合わせた長期管理薬の調節により,急性増悪を有意に抑制した(OR 0.63,95% CI 0.49 to 0.81,P=0.0003).小児喘息児において,臨床症状と呼気NO値を合わせてコントロール状態を評価して長期管理薬を調節することは有用な可能性がある.しかし,呼気NO値の具体的な基準値が明確でなく,合併するアレルギー疾患の影響を受けうるため,一般診療として,推奨はせず,提案するにとどめた.
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