初年次教育における文章作成技術向上と国語技能の自己評価
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本稿は、初年次学生必修の共通科目「国語基礎演習Ⅰ」の受講により、初年次学生の国語技能に関する自己評価と文章作成技能がどのように変化するのか、2024年度の受講者を対象として調査した。「国語基礎演習Ⅰ」は、学術的な文章を読解し、自らも学術的な文章を作成するという高等教育機関に必要な技能の修得を目標とする授業であり、新聞記事や学術的な文章を使用した要約練習および時事問題に関する小論文作成等を課す。国語・日本語部会では「国語基礎演習Ⅰ」において、入学時と春学期受講完了後、国語技能に関する自己評価および学習意欲、作文データの収集を実施している。2024年度の受講者の自己評価はいずれも上昇が見られ、実際に指導成果として学術的な文章作成技術の向上も認められた。しかし、自己評価と見合う習熟度とは言い難く、学習意欲の低下との関わりも見受けられる。自己評価および学習意欲と技能実態との関係を明らかにし、今後、学修効果の高い指導項目の策定を目指す。
Ce résumé expose les affirmations des auteurs. BNTIC ne l’interprète pas comme une validation indépendante des résultats.