食物アレルギーモデルラット作製におけるアレルゲン感作条件の検討
Le résumé fourni par la source
食物抗原に対する特異的IgEが産生され、アレルギー発症の準備段階となる状態を「感作」という。本研究では、感作条件の違いによる免疫グロブリン濃度、サイトカイン発現量の変化を検討し、食物アレルギーモデルラット作製条件の検討を行った。4週齢雄性BNラットを対照群、食物アレルゲンとしてオボアルブミン(OVA)0.5 mgを週に1回腹腔内投与する群、OVA 1 mgを毎日経口投与する群、OVA 2 mgを2日に1回経口投与する群に分けた。各条件で35日間飼育した結果、血漿OVA特異的IgE濃度は腹腔内投与群でのみ有意に上昇し、OVAへの感作が認められた。また、腹腔内投与群において、脾臓IL-4/IL-2の上昇がみられ、Th1/Th2バランスがTh2にバランスが傾いている可能性が示唆された。その結果、過剰な体液性免疫が生じ、OVA特異的IgEが増加したと考えられる。また、アレルゲンの経口投与では、経口免疫寛容が誘導される可能性もあることから、腹腔内投与による感作が効率的であると考えられる。
Ce résumé expose les affirmations des auteurs. BNTIC ne l’interprète pas comme une validation indépendante des résultats.